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2015年10月9日金曜日

中小企業のインダストリー4.0


まず、第1に、IoTでいうところに、thingsは、「もの」、だけでなく、「こ
と」、を含めた用語です。
言い直すと、、「もの」、に、、何か、「こと」、が起こった時に、自動的に、
ネットワークとつながるというのが基本的な考え方、その実現技術なの です。

その、「もの」に、「こと」が起こるのは、もちろん、現場です。現場とは、モ
ノづくりでは工場の中でしょうし、流通では、モノの入出荷、小売りで は、顧
客の購入が代表的な「こと」です。
それは、POS、POPの発展形だといってもいいです。特に、日本では、工場現場で
のバーコード、QRコード活用は、欧米、ドイツよりも、格段に 普及、活用、進
んでいます。
今でいえば、当然、それは、ネットでつながることが当然ですが、日本では、そ
の点で、先発であったがゆえに、不十分です。。
すくなくとも、日本のモノづくりの現場は、中小企業です。この現場をネットで
つなぐこと、これが、日本のIoTの中核的な課題です。

第2に、日本の中小企業では、ますます労働力不足が顕著になります。いくら景
気が良くても、労働集約的な生産システムでは、高い収益性、生産性 は、得ら
れません。人がいないからです。そのためには、高度な技術、先進的な設備機
器、自動化機器を導入し、労働集約的生産システムから、知識集 約的生産シス
テムに転換する必要があります。つまり、ロボット、IoTを具備した設備を導入
し、少ない技術者で、高い生産性が得られる企業にな らないといけません。
高度な機器導入は、人がいらないのではなく、技術力、技能に優れる職人が、従
来以上に、多くの仕事をこなせるようになることです。それしか、生産 性が低
い日本の経営を高い生産性の企業に移行できません。

第3に、サプライチェーン、企業間ビジネスプロセスの一気通貫化です。中小企
業の生産性を悪くしている大きな要素は、設備投資の不足だけではな く、大企
業が、自社独自の取引慣行にこだわり、中小企業が、脱下請け、系列外企業との
取引、複数企業との取引へと販路拡大するには、中小企業側に 多大な負担がか
かります。これが中小企業の生産性を悪化させています。中小企業の経営者が、
遅れていたり、勉強不足では決してないのです。
系列内 取引を前提としている取引慣行の大幅な変更、つまり標準化が不可欠です。
販売、見積もり活動から、受注、納入、回収に至る標準化が、中小企業の負担を
大幅に軽減するばかりか、資金負担、資金リスクを軽減するという大き な生産
性向上を間違いなく、実現します。
国際標準では、請求後速やかに支払うのが、普通ですが、日本の取引慣行、特に
大企業では、いまだに、2月後の支払いがまかりとおっています。もは や、下請
代金支払遅延等防止法で述べる60日以内という期限が、グローバルには周回遅
れ、時代遅れの規則なのです。


①IoTは、今までの日本企業の生産活動とどこが違うのか、具体的にいくつかの例
が必要です。
③大企業ならともかく日本の中小企業製造業にそれができるのか、IoTが実現する
②IoTによって今までと違うどのような経済効果がしょうじるのか、これも具体 例。
でやるより共同で協力してやった方がよいこと)があるのか。
ために政府(政策)や大学(科学的知見)、会議所などの経済団体が担う役割(一社 この3点を教えて下さい。来月下旬ごろでどうでしょう。。。
たが、日本は摺合せが得意なので、結局進まなかったと思います。
大企業よりも中小企業分野で先行して政府に提言にまでいければなあと。トヨタは抵 抗感もあるのでは、。20年前ですが、自動車部品のモジュラー化でVWは積極的でし

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