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2014年9月30日火曜日

恩讐の彼方に

3月に定年退職したので、ちょうど今日で半年になります。想定内、想定外、いろいろです。おかげさまで、思った以上に、忙しく動いていることは確かです。稼働率は、勤務中の70%くらいでしょうか。もっとも、大学の勤務なんて、どこまでが勤務で、どこからがプライベートかは判然としませんが。
さて、通常、定年退職というと、お別れ会が、いくつかあって、最後の日には、送別のことば、「ご苦労様」と、「お世話になりました」の返礼の交換と花束贈呈というのが通常で、玄関までのお見送りというのもあるのかもしれません。
ご存知の方も多いでしょうが、私の場合、そのすべてがなかったという意味で、奇妙な退職、といってよいでしょう。
送別会なし、ご苦労様を誰から言われず、お世話になりましたを、誰にも言いませんでした。憎しみだけが残った退職です。勤務先は、それを知っていても、誰も、責任を感じないどころか知らん顔、大学というところは、それほど、人間味の乏しい、それが人を教えるという場所であってよいのだろうかという、不信感だけが残りました。