1. 世代変わりが進んでいますが、まだ、私たちのような団塊の世代が、要職に在り、保守的な性格から脱却できていない地域が少なくないようです。若返りを進め、若い世代が活躍できるよう刷新してほしいです。
2. 地域の若者を地域に就職させたいという政策は理解できるのですが、そういう若者囲い込みが、果たして、若者にとって幸せなことなのか、地域にとって、よいことなのか、最近疑問に思っています。都会、さらに海外経験が、実際には地方にとって、新しい事業発足にかなり有効です。UJターン人材が地方で果たした役割を考慮すると、囲い込むだけでいいのか、と思っています。
3. この失われた20年で、大企業の地方拠点の閉鎖が進んでいます。工場も減っています。転勤が少なくなっています。また、地方の大学教員が少なくなり、有識者の減少となっています。このような人材がこれまで、コミュニティビジネスに果たした役割を考えると、大きな問題と現場で感じています。
4. 都会と地方との人材交流が必要かと思います。人生の重要な転換点、子供の就学、会社の中での職位の変化、親の介護、などのタイミングで、地方が有力な選択肢となるよう、仕組みつくりが大事と思います。