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2025年7月24日木曜日

民意とは

 かつて民意も間違うことがあると言った政治家がいたように思います。もちろん、議員は絶対に口にしないでしょうが、サピエンス全史のハラリは、投票行動は合理的というより情動的な意思決定だと言ってます。

この複雑化した社会システム、経済システムの、あり方を、投票行動による民意に、過剰に依存することの、危険性を、多少は知っている私たち「有識者」が、語り始めえないと、人類の破綻、ないとは言えないと、思うようになりました。21世紀になって、こんなにも、知性と論理が軽視されるとは思いもしなかったです。

まるで人工知能が、人類の知性と論理を完全に掌握、むしろ完全になぞることができたら、上回ることができたら、人類の存在意義は、アイデンティティは、情動的意思決定と、行動でしかないとの、予兆を感じます。つまり、何が正しいかは人工知能の問題であって、何が好きか嫌いかの選択が、人類の数少ない、選択の権利だと。今が、その始まりだと。



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