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2015年12月10日木曜日

明治維新とは、

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文明国をめざして (全集 日本の歴史 13)

を読みながら、

今、明治維新後のドタバタを読んでいますが、ほんとに、印象が変わりました。幕府開国派と、長州の復古派との戦いで、長州が勝って、しかし、開国を進めた。もし幕府開国派が勝ってもその後の大きな歴史が変わっていないとすれば、果たして明治維新が、革命と言えるのかどうか。今に続く大きな負の遺産がなかったかも。

尊王攘夷の長州が、なぜ、明治維新後に、開国に転じたのか、私にとって謎でしたが、この本で、理解しました。幕府がきずいた外交の流れを継承したこと、海外の状況を知って、攘夷ではないと悟ったことですね。しかし、いわば、ISISのように、原理主義の人間にとっては、それは裏切りだと感じて、反政府運動が盛り上がった。それに、身分の失った旧幕府の侍たちが、呼応したという、複雑な事情ですね。その旗頭に、西郷がまつり上げられ、本人の意図とは別に、です。政府側も、この機会に西郷をつぶそうとしたようです。びっくりぽん、、です。

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